SEワーママの日常

小学生と保育園児2人のママ。フルタイム勤務でIT関係の仕事してます。なんでも雑多に書きます。買ったもののレビューは忖度なしで書いてます。

『人生うまくいく人の感情リセット術』感想

新年の目標で読んだ本をブログに書く、と書いたけど早速実践。(もう2月も終わるけどw)

eiko-se.hatenablog.com

子どもが生まれてからなかなか読書習慣がつかなかったんだけど、毎日数ページずつKindleで読むようになってからは1ヶ月から2ヶ月に1冊は読めるようになった。
毎回読みたい本はバラバラで、仕事関係の本もあれば今回みたいに全然関係ないジャンルの本もある。
読書記録は毎度書き方を固定したいなーと思うけど、試行錯誤を重ねながら書いていく形になるのでわかりにくかったらごめんなさい…

この本を読もうと思った理由

  • アマゾンプライム会員特典で無料で読めるから
  • イラッと来て子どもを叱るときがあって、感情コントロールがうまくできないと感じることが多かったから
  • 湧き出てくるマイナス感情をどうすればいいのか理論的に知りたかったから(自己啓発的なのは嫌だった)

アマゾンプライム会員特典で読める似たような本は他にもあったのだけど、某有名?な方の本が多くてその方の本は昔読んだことがあったし似たような内容だろうな~ということでこちらの本をチョイス。
精神科医ということで理論的な部分もあるかなと期待して読んでみた。

参考になったこと

以下ページはバラバラだけど、本から引用した内容。

たとえ苦しくても、自分でコントロールが可能なら、それはストレスにはなりません。

イラッとしたとき、これは自分でコントロールできるかな?って少し考える癖ができた。
コントロールできないもんなーと諦めて少しストレスを減らす一助にはなっている気がする。

人間が持つモチベーションはたった2つしかありません。「楽しさ、褒美、ほめられるために頑張る=快適なことを求める」ドーパミン型モチベーションと、「恐怖や不快や叱られることを避ける=逃げるために頑張る」ノルアドレナリン型モチベーション。

このモチベーションを使ってたまには自分にご褒美をあげたり、締切を細かく設けたり…
巷でよく見る方法も、ホルモンの分泌があることを知ることで納得した部分があった。

「不快」を避ける行動は、危険から遠ざかることであり、結果として生存確率を高めます。(中略)言ってしまえば、「嫌い」は脳のエラーです。 (中略)「悪口」を言うことで、「嫌い」の感情を増幅することになるからです。

嫌いな人やものへの対処法も書いてあるこの本。
「嫌い」が本能的な脳のエラー、つまりバグだと認識するのは目から鱗
確かに1度嫌いだと思うと嫌いな部分しか見えないけど、バグだと思って他の部分が見られればいい部分も見つかるかもしれないと妙に納得してしまった。
相手に嫌いを与えると、相手からも嫌いが返ってくる。
好意の返報性を利用して一旦嫌いだということをバグだと思ってその感情をリセットして接してみる、というのはちょっとやってみてもいいかもなーと思った。
プラセボと同じだよなーと納得した部分。

重要なのは「書いて忘れる」こと。(中略)ネガティブなことを書いたら、次に「楽しいこと3つ」を書いてください。楽しい気分で1日を終わることが重要です。

これ、実際に実践を始めていること。
私も仕事とかでどうしても嫌なことがあって、それがモヤモヤしたまま1日を終わることがあるんだけどネガティブなことを書くことで記憶から捨てるのが重要なのがわかった。
結局外に吐き出さず頭の中で反芻して嫌な記憶を定着させるのがいけないっていうことがよくわかったので、楽しい気分で終わるっていう重要性に気づいた。
楽しいことの3行日記はなるべく続けるために手帳も買った(笑)
※買ったのは↓の日記じゃないけど、こんな感じの日記のほうが始めやすかったかも、と思った。

「怒り」の感情を突き動かされたとき、深呼吸をゆっくりと3回してください。1回20秒、5秒で吸って15秒以上で吐くイメージです。

これも参考になった。
深呼吸をすることで副交感神経が優位になって怒りが収まる、という内容が腑に落ちた。
実際、子どもを叱ってしまったときもそれ以上怒らないように深呼吸をしたら確かに言い方が落ち着いたので、最初から叱るのをやめるのは難しいかもしれないけど意識的に深呼吸をするようにしようと思う。

絶対に変えられないストレスに関しては、「闘う」のではなく、「受け入れる」のが、ある意味、究極の対処法

がんになったり大切な人が亡くなったり避けられないストレスは受け入れるほうが楽、というもの。
実際にがんになって治療法を一生懸命探す人よりも受け入れて淡々と治療する人のほうが長生きしたという研究結果もあるとのこと。
研究結果から変えられるストレスは受け入れたほうがいいな、と納得したので自分にも降り掛かったときはやってみようと思った。

敵対心が強い、何事にも腹を立ててイライラする。ほかの人と自分を比較して、敵対心を燃やす。そうした人たちの25歳から50歳までの死亡率は、敵意を習慣的に持たない人と比べて4倍、ないしは5倍も高くなります。(中略)ストレスを受け止めるのではなく、ストレスを受け流すのです。

ここも前段の内容と似てるけど、ストレスは受け止めるとつらいから受け流す。
これができるように訓練できればいいなーと思った内容。
ついついストレスを受け止めがちになるけど、受け流す練習をしようと思った。

感想

人間もシステムと同じで決まったルールがある。
それが感情から生まれるホルモン等の動きだなーとこの本を読んで思った。
全部が全部正しい研究結果や内容が書かれているかは私はわからないけれど、なんとなく実生活でも感じて納得できる部分が多くていろいろ腑に落ちた。
そのホルモン等の決まったルールを知ることでその対処法を知る。
この本は私が知りたかった内容を書いてあって少し感情への対処法がわかった気がする。
ただ、この本にも書かれていた通り、本に書かれた内容を実践している人が9割もいないという事実があるので、ここで学んだことは意識的にやっていかないとなーと思っている。
主には以下2つ。

  • 1日の楽しかったことを書く3行日記を続ける
  • 怒りの感情が生まれたときは深呼吸をする

感情への対処法は特段誰かから教わった覚えはないので、私も学びながら実践しつつ子ども達にも教えていきたいなーと思った。
他にもいろんな本を読んでみて、自分の(主にマイナスの)感情とうまく付き合っていきたい。