SEワーママの日常

小学生と保育園児2人のママ。フルタイム勤務でIT関係の仕事してます。なんでも雑多に書きます。買ったもののレビューは忖度なしで書いてます。

『脳科学者が教える集中力と記憶力を上げる低GI食 脳にいい最強の食事術』 感想

脳にいいものを食事目線でも学んでみたくて読んでみた。

読んだきっかけ

はっきりとしたことは覚えてないんだけど、脳にいい食事法を知りたくて読もうと思った…はず。
前回読んだ樺沢さんの本のおすすめで出てきた記憶があるけど、定かではない…
ただ、樺沢さんの本に書かれていたことがこの本にも書かれていたので、似たような傾向の本であることは確かだと思う。

eiko-se.hatenablog.com

参考になったことと感想

脳にはブドウ糖が必要。
ただし、取りすぎると大量のブドウ糖インスリンが命じて取り込むため血糖値が下がる血糖値スパイクが発生する。 血糖値スパイクが起こると脳がエネルギー不足となり眠くなったりしてしまう。

この血糖値スパイクって言葉は初めて知った。
でもお腹いっぱいになると私もよく眠くなるから、なるほど納得。
糖質のコントロールの大切さを身をもって感じた話。
過去大量に経験して困ったこともあったからねw

セロトニンの生成にはタンパク質に含まれるトリプトファンとそれを運ぶための糖質が必要。
血糖値スパイクを起こさないために低GI食がシンプルでお手軽。
低GI食は糖尿病のリスクを軽減する可能性がある。
糖質抜きダイエットは短期的に減量できても太りやすい体質になってしまう。

糖質抜きダイエット、流行ってるけどやっぱり栄養素はバランスよく食べたほうがいいなと思ったのはこの辺。
あまりにも偏りすぎるのってやっぱり身体によくないんだよね。
セロトニンの大切さは樺沢さんの本でいっぱい読んだので頭に入ってるので、この辺の理屈もすんなり自分の中では入ってきた。

低GI食の見極め方
1. 甘すぎるものは要注意
1. 炭水化物は、白い食べ物より黒い食べ物を選ぶ
1. 食物繊維が多いものを選ぶ

前日の朝に糖分とトリプトファンを摂ってセロトニンを大量分泌

夜にメラトニンが大量分泌で熟睡

当日の朝から脳が元気

白いものよる黒いもの。
白いご飯より玄米ご飯、白い食パンよりライ麦パン。
ということで早速朝ごはんをライ麦パンに変えてみたw
影響されやすいけど、すぐ試せるものは試さないとね。
玄米は子どももいるので今は変えてないけど、外食で選べるときは選んでみようかと思っている。

お米やパスタ、うどんは冷ますと食後血糖値が上がりにくくなる。
眠りの質を高めるにはグリシンが含まれる食品(エビ、ホタテ、イカ、カジキマグロ、カニ、豚足、牛すじ、鳥軟骨)がよいが就寝直前のガッツリした食事は胃腸に負担が掛かって眠りが浅くなる可能性あり。
無理やりなんでも低GI食にすると我慢がストレスとなり脳には逆効果。
高GI食でも食べる量が少なければ流れ込むブドウ糖の量が少なくなり、血糖値も上がりにくくなる。
食べる時は野菜→肉・魚→ご飯の方が血糖値が上がりにくくなる。
血糖値の上昇をゆるやかにするためにも間食をする。その際、高カカオチョコレートとナッツがよい。

1日3食じゃなくて5~6食にするといいって話はどこかで耳にしたことがあって、野菜から食べるのはリングフィットで知った。
なんとなく知ってたこともこの本には理由が書いてあって、なるほどーと納得。
間食もやめるんじゃなくて、血糖値の上昇を防ぐためにもやったほうがいいんだとわかった。

高カカオチョコレートは様々な健康によい効果があるが、総摂取量の目安25グラムを守ってちょこっと食べがおすすめ。 朝、高カカオチョコレートを食べると脳がシャキッと目覚める。
エクストラバージンオリーブオイルは学習と記憶を改善する効果がある。
魚を週に3回は食べるといい。 大切な日の前日にスポーツや運動で懸命に汗を流せば脳がバージョンアップする。
作業前に水を飲み、作業場所を変える。
ブルーベリーは目だけでなく脳にもいい。
亜鉛不足はうつ病発症のリスクファクターではないかと考えられてる。
亜鉛不足を補うためにアーモンドやナッツを摂る。
ラクオリゴ糖は脳が喜ぶ甘味料。
腸内環境を整えることは脳が元気になるために大切。だから食物繊維を摂って腸内環境を整える。
脳には咀嚼が大切。

高カカオチョコレートも真似し始めたw
グラム数を満たすものがちょうどあったので、それを始めてみた。

朝1~2粒食べて、その後ちょこちょこお腹が少し空いたなーってときに食べてるけど、結構満足できる。
無駄な食べ方をしないのでいい感じ。
まだ始めたばっかりだから効果のほどはわからないけど、難しくないので続けていこうと思ってる。
それ以外にも真似できるところはしていくけど、無理はしない予定。
本にも無理してストレスになったらそれは逆効果って書いてあったから、その辺はこの本の信用がおけるところだな、って思っている。
科学的根拠を示しつつも、無理はせずパフォーマンスを高める方法が書いてあって取捨選択できるのがいい。
ちょっとできるところからやってみる。(もうすでに始めてるしねw)

樺沢さんの本には食事のことはあんまり書いてなかったけど、この本は私の求めていたことがたくさん載ってて読んでよかった!
食事は奥が深そうだから気にしだすとキリがなさそうだから、この本に載ってたことを少し試していくだけで十分かなって思ってるw
効果のほどは…
今年試してみてどうなったか振り返られるようだったら振り返ってみる!
パフォーマンスが上がったかどうかって普段の生活だと定量的に測れないけど、自分の感覚で測定してみるw
いっぱい勉強できるいい本だった!